
iPadって便利そう。でも、スマホを持っているし、いらないかも…。社会人に本当に必要なの?



高い買い物だし、使いこなせるか心配だわ。
iPadを使いこなしている人を見るとカッコいいと感じる一方で自分には必要かどうか分からないと感じている方も多いのではないでしょうか。
実は私も以前は同じ気持ちでした。
買っても結局使わないだろうと迷っていましたが、思い切って購入してから気づけば3年。今では毎日iPadを使う生活が当たり前になっています。
そう、iPadは万人に必要なデバイスではありません。
この記事では、社会人にiPadはいらないと言われる3つの理由と、実際に使って分かった買ってよかったと感じる4つの魅力をあわせて紹介します。
読むことで、高価なiPadを買って後悔するのを防ぎつつ、逆に「自分に合った活用法」を見つけるヒントが得られるはずです。
この記事を通してあなたがiPadを「いる・いらない」を自分の基準で納得して決断できるようになれば幸いです。
社会人でiPadがいらない理由3選


iPadは今の生活をより便利にしてくれるアイテムです。「より便利にしてくれる」のがポイントで、人によってはいらない、買ったけれど使う機会が少なかったという人もいます。
社会人でiPadがいらない理由で多いのは以下の3つです。
- 使い道が複数ないから
- スマホとパソコンで事足りるから
- iPad用のペンを使う作業をしないから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
使い道が複数ないから
使い道が複数ない場合、iPadはいらないと感じる人が多いです。
なぜなら、iPadは「生活をより便利にするツール」ではあるものの、用途が限られていると高価な割に活用度が低く、費用対効果に見合わなくなるからです。
たとえば、社会人のiPadの使い道は仕事・プライベートで以下のような利用シーンがあります。
もし上記の中で自分が使う場面が1〜2個しかなければ、iPadいらないかも知れません。
逆に、複数の使い道がある人にとっては価値のあるデバイスになるでしょう。
つまり、「どれだけ使いこなせるか」で必要性が決まるデバイスなのです。
スマホとパソコンで事足りるから
社会人にとってiPadがいらない理由のひとつは、スマホとパソコンがすでに役割を十分に果たしているからです。
たとえば、資料を作るならパソコンの方が操作が速く、外出先でちょっとした確認をするならスマホの方が手軽。
この2つのデバイスで多くの業務が完結してしまうため、iPadの出番はほとんどありません。
結局のところ、「スマホとパソコンの中間的な存在」であるiPadは、いらないと感じやすいのです。
実際に使う場面が少ないデバイスを持ち歩いても、荷物が増えるだけで仕事の生産性は上がりません。
iPad用のペンを使う作業をしないから
iPadの最大の特徴はApple Pencilによる手書きの作業ができることです。
しかし、この機能を使わない人にとっては、iPadの強みがほとんど活かせません。
たとえば、下記のような手書きが中心の業務をしている人には非常に便利です。
- イラスト制作
- 図解作成
- 資格などの勉強でのノート
- 資料への書き込み
一方で、外出せずに会社でパソコン業務をしている社会人にとっては、そのメリットはほぼありません。
結果として、ペン機能を使わないiPadは「大きなスマホ」にしかならないことが多いのです。
つまり、ペンを使う作業をしない社会人にとっては、iPadは宝の持ち腐れになりやすい、いらないデバイスといえます。
いらない?!社会人の私がiPadの購入に至った4つの理由





今では毎日必ずiPadを使う私ですが、買う前は本当に必要なのか、悩みに悩んでいました。
当時はiPad Airで7万円ほどでした。現在のiPad Airからすると安いかもしれませんが、パソコンもスマホも持っている私にとって、7万円は大きな買い物。買って後悔したくない思いでいっぱいでした。
それでも下記の使い道を理由に購入を決意しました。
- 資料に書き込みがしたい
- Split Viewが便利
- 資格試験の勉強に活用
- YouTubeでヨガをするから
それぞれどんな風に使っているか私のリアルな日常シーンをお届けします。
資料に書き込みがしたい
iPadを買って一番よかったのは、資料に手書きでメモができるようになったことです。
実際、会社での勉強会の資料を作るときや、プレゼンの下書きを考えるときによく使っています。
PDF化した資料にApple Pencilで直接書き込み、気づいたことをすぐ書き足せるのが快適です。
「紙のノートより効率的に整理できる」感覚があります。
こうした作業を通して、iPadは単なる閲覧用ではなく思考を見える化するツールとして欠かせない存在になりました。
Split View(2画面表示)が便利
iPadのSplit View機能(2画面表示)は、想像以上に作業効率を上げてくれました。
資格の勉強をするときには、左側にテキスト、右側にノートアプリを開いて要点を書き込みながら進めています。
また、旅行の計画を立てる際には、片方で観光地を検索し、もう片方で日程や予算をメモ。
パソコンほど堅苦しくなく、スマホよりも画面が広いので、自然に「作業したくなる環境」が作れます。
結果的に、iPadを開けばすぐに「調べながらまとめる」習慣ができ、情報整理のスピードが格段に上がりました。
資格の勉強で使うから
資格の勉強を始めてから、iPadが最も活躍するようになりました。
通勤中には動画でインプットし、カフェではノートアプリで要点を整理。会社の昼休みには問題集アプリを開いて復習するなど、時間と場所を選ばずに勉強を続けられます。
スマホでは画面が小さく、PCでは持ち運びが不便なので、「どこでも開けるちょうどいいサイズ感」が続けやすさを支えています。
結果として、iPadを使い始めてから勉強の習慣が安定し、資格試験の準備がスムーズに進むようになりました。



簿記にFPと3年間で4つの資格に合格できました!
YouTubeでヨガをするから
私は毎朝・毎晩、YouTubeのヨガ動画で体を動かすのを習慣にしています。そのときに最も便利なのがiPadです。
以前は実家でテレビにFire TV Stickを挿して動画を見ていましたが、一人暮らしを始めてからは部屋が狭く、テレビを毎回動かさないと画面が見えませんでした。
譜面台にiPadを立てて動画を流すスタイルに変えてからは、見たい動画にすぐアクセスでき、準備の手間が一気になくなりました。



譜面台は高さや角度を自在に変えられるので便利です。
「すぐに始められる」この少しの時短が、毎日続けられる秘訣になっています。
もう3年このスタイルを続けていますが、今ではiPadが生活の一部。
朝のリフレッシュにも、夜のリラックスにもiPadが欠かせないパートナーになりました。
おまけ:私がiPadAirを選んだ3つの理由
私はiPadの中でもiPadAirを買って愛用しています。iPadAirを選んだのは主に下記の3つの理由からです。
- 持ち運びやすいから
- 画面が大きく見やすいから
- デザインカラーがお気に入り



画面の大きさははずせなかったので無印iPadとAirで悩みました。最終的には自分がテンションの上がる方のAirに決めました。
まとめ|iPadがいらないかどうかは自分の目的で決めよう


社会人にとってiPadが「いらない」と感じるか、「買ってよかった」と思えるかは、どれだけ明確な目的を持っているかで決まります。
使う目的がはっきりしていないと、結局ほとんど使わず、ただの高価なガジェットになってしまいます。
一方で、「資料に書き込みたい」「資格の勉強を効率化したい」「生活のスキマ時間を有効活用したい」など、自分なりの目的がある人にとっては、iPadは日常を確実に変えるツールになります。
最初は「社会人にiPadはいらない」と思っていた私ですが、実際に使ってみると自分の目的次第で便利にも無駄にもなるとわかりました。
iPadは万人向けの必需品ではありません。しかし「これを使えば、自分のどんな行動が楽になるのか」が明確な人には、間違いなく価値のある投資になります。
買うかどうか迷っているなら、「iPadがあれば、今の自分の働き方・暮らし方はどう変わるのかを一度立ち止まって考えてみてください。
大切なのは「持つこと」ではなく、「どう活かすか」。あなたの目的に合わせて、最適な選択をしましょう。




