
TOEIC対策にネイティブキャンプってどうなんだろう?
スコアアップにつながる内容なのか、本当に効果があるのか気になりますよね。
正直なところ、ネイティブキャンプのTOEIC対策コースだけの勉強では不十分、市販の教材と組み合わせて勉強するほうが効果的と感じました。
本記事では、実際にネイティブキャンプ- ネイティブキャンプのTOEIC L&R TEST対策コースの特徴
- ネイティブキャンプTOEIC L&R TESTの効果
- メリット・デメリット
- TOEIC対策におすすめの市販の書籍
さらに、併用して効果的だった市販教材もご紹介します。
これからネイティブキャンプでTOEIC対策を始めようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
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ネイティブキャンプのTOEIC L&R TEST対策コースとは


ネイティブキャンプではさまざまな出身国の講師からTOEICの授業をオンラインで学べます。
たとえば、下記のような特徴があります。
- 600点と800点の2種類のコースがある
- 予約不要の「今すぐレッスン」対象
- マンツーマンでのレッスン
- 本番形式で構成された教材
- 豊富なレッスン数
ネイティブキャンプはいつでもどこでもオンラインで手軽に学べる便利なサービスです。
ネイティブキャンプTOEIC L&R TESTの効果は?





ネイティブキャンプのTOEIC対策コース、実際に効果はあるの?
正直なところ、ネイティブキャンプのTOEIC対策コースだけの勉強では不十分と感じました。
TOEIC対策に集中して取り組みたい場合は、ネイティブキャンプをメインに学習するのではなく、追加教材として利用するほうが良いと感じました。
個人的にネイティブキャンプは英会話学習に強みがあることが大きな特徴だからです。
そのため、リスニング・リーディングテストのTOEIC L&R TESTではネイティブキャンプの良さを十分に発揮しづらいと思っています。



ネイティブキャンプを使うなら英会話中心の以下のコースをメインに使うがおすすめです。
- デイリーニュース
- 5分間ディスカッション
- カランコース
講座の特性を利用して、効率良くTOEIC対策を進めていきましょう!
ネイティブキャンプTOEIC講座のメリット


- 細部まで英文を理解して進められる
- 講師とマンツーマンで勉強できる
- 教材の追加購入が不要
TOEIC対策のメイン教材としては不向きとお伝えしましたが、メリットはたくさんあります。上手に使っていきましょうね。
細部まで英文を理解して進められる
ネイティブキャンプのTOEIC対策コースは単に問題を解いて解説を聞いて終わりではありません。
問題を解いた後にシャドーイングやディクテーションをして英文全体の理解を深めます。
そのため選択肢の部分だけでなく、英文全体を理解できてから進めるので、なんとなくの理解で次に進む、ということはありません。
一問解くのに時間がかかりますが、英語の習得という観点からは結果的に効率の良い学習方法です。
講師とマンツーマンで勉強できる
ネイティブキャンプはオンラインで一対一の英語学習のサービスです。
そのため、TOEIC対策コースもマンツーマンで授業を受けられます。



自分のペースで問題演習を進められ、つまづいた箇所は時間をかけて解説してもらえますよ。
追加料金なしでTOEIC対策コースをマンツーマンで勉強できるのはコスパ良く学習できる大きなメリットと言えるでしょう。
教材の追加購入が不要
ネイティブキャンプのTOEIC対策コースは講座を受けるために、教材を新たに購入する必要がありません。
問題もネイティブキャンプのオリジナルの問題が豊富に取り揃えられています。
目安のレッスン数は下記の通りです。(問題の追加で変動はあります)
パート | 600点対策コース | 800点対策コース |
---|---|---|
Part1 写真描写 | 13レッスン | 6レッスン |
Part2 応答問題 | 23レッスン | 12レッスン |
Part3 会話問題 | 30レッスン | 10レッスン |
Part4 説明文問題 | 22レッスン | 10レッスン |
Part7 長文読解 | 40レッスン | 30レッスン |
幅広く問題演習の数をこなしたい場合にネイティブキャンプのTOEIC対策コースはおすすめです。
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ネイティブキャンプTOEIC講座のデメリット


- 600点と800点の2種類のコースしかない
- TOEIC特有のコツやテクニックは学べない
- 市販の教材での自己学習は別途必要
ネイティブキャンプに関わらず、自分に合う部分をうまく取り入れて学習を進めていってほしいと思っています。
最後に少し、定番ではありますがおすすめ教材も紹介しますのでみてくださいね。
600点と800点の2種類のコースのみ
ネイティブキャンプのTOEIC対策コースはスコア600点と800点を目指す方向けの2種類のコースしかありません。
そのため、スコア500点を目指す方や800点以上の高得点を目指す方にはレベルが合わないと感じるでしょう。



ネイティブキャンプ利用者の英語力で需要のあるレベルが600点と800点のようです。
自分の目指すスコアと一致しない場合はネイティブキャンプでTOEIC対策せず、他の教材をチェックしてみるのがおすすめです。
TOEIC特有のコツやテクニックは学べない
残念ながらネイティブキャンプの講師陣は日々TOEICを研究し、定期的に受験し続けているTOEIC対策に特化した講師陣はほとんどいません。
テクニックに頼らず純粋な英語力でTOEICに臨みたいところですが、試験なので問題の傾向を知り、試験に慣れることは高得点を目指すのには不可欠です。



実はTOEICは海外では日本ほど評価される資格ではありません。日本以外の講師が多いネイティブキャンプにTOEICのコツをしっかり教えてくれる講師は少ない印象です。
TOEICスコアアップに特化したスクールや通信講座をイメージしているとギャップや物足りなさを感じるかも知れません。
とはいえ、リスニング力の向上や英文読解力は身につけられますので、幅広く問題に触れるなどして活用していきましょう。
市販の教材での自己学習は別途必要
ネイティブキャンプのTOEIC対策コースこれ一本でTOEIC対策はカンペキ!という印象は持てませんでした。
英会話をベースに英語を学ぶ人がついでにTOEIC対策も受けたいな!と思う場合の補助レッスンとして使うのが個人的なおすすめの使い方です。
その理由は、ネイティブキャンプのTOEIC講座はすべてのパートの教材を網羅していない点です。
TOEICにはリスニングとリーディングで7つのパートがありますが、問題演習はできません。
ネイティブキャンプのTOEIC L&R TEST にはReading Part5, Part6の教材はありません。
とくにPart5とPart6を含むリーディングのパートや語彙力アップには市販の教材で学習していくのがおすすめです。
TOEIC対策におすすめの市販の書籍


私のおすすめのTOEIC対策書籍もご紹介します。
ネイティブキャンプのTOEIC対策コースに不足しがちな単語や文法の書籍が中心です。
- TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
- TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
- 公式TOEIC Listening & Reading問題集 11
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ


TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
公式TOEIC Listening & Reading問題集 11
まとめ|講座と市販の教材をうまく組み合わせて勉強しよう
ネイティブキャンプのTOEIC対策コースだけの勉強では不十分のため、追加教材として利用するのがおすすめ
- 細部まで英文を理解して進められる
- 講師とマンツーマンで勉強できる
- 教材の追加購入が不要
- 600点と800点の2種類のコースしかない
- TOEIC特有のコツやテクニックは学べない
- 市販の教材での自己学習は別途必要
- TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
- TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
- 公式TOEIC Listening & Reading問題集 11
ネイティブキャンプのTOEIC L&R TEST対策コースは、マンツーマンで英文を深く理解できたり、教材費が不要だったりと、英語力を伸ばすうえで多くのメリットがあります。
一方で、TOEICの全パートを網羅しておらず、試験特有のテクニックや傾向対策には物足りなさを感じる部分もありました。
そのため、「TOEIC高得点を狙いたい」「限られた時間でスコアを上げたい」という方には、市販の教材やTOEIC特化型の講座を併用するのが効果的です。
ネイティブキャンプは、あくまで「英語力の土台を築く」「補助教材として活用する」位置づけで使うのがおすすめです。
自分の目的に合わせてうまく組み合わせながら、効率よくTOEIC対策を進めていきましょう!
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