
世界でいちばん勉強している社会人は、どこの国なのかな?



日本は何位なのかしら?
グローバル化が進み、転職やリスキリングが当たり前になりつつある今、世界のライバルたちがどのくらい学んでいるのか気になったことはありませんか。
本記事では、社会人になってからも英語を中心に学び続けてきた筆者が、社会人の勉強時間の世界ランキングをもとに、その実態をわかりやすく解説します。
世界の社会人の勉強時間ランキング結果は次の通りです。
1位:ベトナム
2位:フィリピン
3位:インドネシア
最下位:日本



日本の最下位は衝撃的ですね!ちなみに日本の社会人の平均勉強時間は13分です…。
この記事では、世界の社会人がなぜこれほど学び続けているのか、その理由を整理しながら、最下位という現実の中で私たちが今日からできる具体的な一歩まで紹介します。
読み終えるころには、「日本は最下位」という事実に落ち込むのではなく、「だからこそ今動けばいい」と前向きに考えられるはずです。
この記事がみなさんの小さな学習習慣を始めるきっかけになれば幸いです。
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世界の社会人勉強状況ランキング


ここでは、パーソル総合研究所 「グローバル就業実態・成長意識調査(2022年)」の調査結果を元に、世界の社会人の勉強状況ランキングについて詳しく紹介します。
まず調査した国18ヶ国は下記のとおりです。
- 【東アジア】日本、中国、韓国、台湾、香港
- 【東南アジア】タイ、フィリピン、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ベトナム
- 【南アジア】インド
- 【オセアニア】オーストラリア
- 【北米】アメリカ
- 【ヨーロッパ】イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデン
この調査のランキングでは「フィリピン」、「インドネシア」、「マレーシア」、「ベトナム」、「インド」などの東南アジア諸国が、ほぼ全ての項目で全体平均を大きく上回り、勤務先以外での自己研鑽に意欲的でした。
少し詳しく見ていきましょう。
1位: ベトナム|読書習慣が根付いている
「読書」をする人が多い国ランキング1位はベトナムです。
ベトナムではスキルアップやキャリア形成のための学習には積極的。そのため自己研鑽を目的とした読書については世界のランキングでは一番多いのです。
ベトナムはスキルアップに積極的な社会人が多く、読書によって学びを得ているのです。
2位: フィリピン|勉強会参加率が高い
2位はフィリピンです。読書をする人も多く、勉強会の参加率も高いのが特徴です。
フィリピンでは、海外で働くことが収入向上の大きな手段と考えられており、日本や欧米、他のアジア諸国での就労を目指す人が多くいます。
そのため、語学力や専門スキルを高めるための勉強会や研修に積極的に参加する傾向に。
フィリピンの勉強会や語学研修は、欧米に比べて費用が安く、短期間で集中的に学べる点も人気の理由です。
20代~30代の若い社会人を中心に「効率よくスキルアップしたい」というニーズに応えているのです。



学ぶハードルが下がると勉強しやすい環境ができるので、良いですね。
3位: インドネシア|資格取得に積極的
3位のインドネシアは「読書・勉強会・資格取得」に積極的な国です。



インドネシアはイスラム教徒が多数を占めており、コーランという聖典の読書が日常的な習慣となっています。
以下の理由からもキャリアアップに積極的な若者が多いと言われています。
- 地域の読書センターや図書館の整備が進んでいる
- 教育機会の均等化が国家目標となっている
- 経済成長も後押ししている
社会全体の学習環境の改善が相乗的に作用しているため、インドネシアが「読書・勉強会・資格取得」に積極的なのです。
最下位: 日本|何もしていないが最多
圧倒的最下位はなんと日本でした。読書率も最下位で、勤務先以外での自己研鑽で「とくに何も行っていない」と答えたが50%を超えています。
つまり、日本の社会人の大多数が、日常的にまったく勉強していないのです。



読書も漫画の方が人気が高いようです。
過去1年間に何らかの学習をした人の割合も41.9%にとどまり、学びの習慣が少ない現状が浮き彫りになっています。
日本は勤務先以外での学習・自己啓発に「自己投資する予定なし」が4割超え
勤務先以外での学習・自己啓発に対する『自己投資』については、「既に自己投資している」という割合が全体平均で7割を超え、特に「インド」、「ベトナム」、「インドネシア」、「フィリピン」、「アメリカ」では8割を超えており、自己研鑽に意欲的な傾向が見られる。
一方、「日本」における「既に自己投資している」割合は40.0%と最も低く、「現在は自己投資しておらず、今後も投資する予定はない」という割合も42.0%であり、他国・地域と比較して自己投資意欲の低さが目立つ。
引用:パーソル総合研究所 「グローバル就業実態・成長意識調査(2022年)」
日本の社会人の勉強時間が少ない3つの背景


社会人の勉強時間の世界ランキングで日本は最下位という衝撃の結果が出てしまいました。
日本の社会人の勉強時間が短いのは、単に「やる気がない」からではありません。仕事や家庭環境、評価制度など、構造的な背景も一部ですが、影響しています。
ここでは、日本の社会人が学習時間を確保しづらい3つの背景を見ていきます。
- 仕事や家事に当てる時間が多い
- 趣味・娯楽を優先したい人が多い
- 現職でスキルを上げても評価されづらい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
仕事や家事に当てる時間が多い
日本の社会人の勉強時間が少ない背景には、仕事や家事の時間が多く勉強時間が確保しづらい点にあります。
とくに通勤時間は、1日の中で大きな割合を占めながらも、有効活用しにくいデッドタイムになりがちです。
この現状で、まとまった学習時間を確保しようとするのは効率的ではありません。重要なのは、生活動線の中に学習を組み込むこと。
Audible(オーディブル)を活用すれば、これまでの単なる移動時間が、質の高いインプットの時間へと変わります。
時間を無理に生み出すのではなく、今ある時間を最大化する。それが、忙しい社会人のための賢い戦略です。
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趣味・娯楽を優先したい人が多い
一方で、仕事や家事以外の時間を趣味や娯楽に使いたいと考える人も少なくありません。
時間が全くないというより、限られた自由時間を何に使うかという選択の問題でもあります。
仕事や家事で疲れた体と心を回復させるには、十分な休息は必要です。
ただ、その時間がすべて娯楽やスマートフォンの閲覧に使われてしまうと、勉強時間は自然と後回しになります。
「やらない」のではなく、「優先順位が下がっている」。日本の社会人の勉強時間が伸びない背景の一つです。



自分を休めるゆとりの時間は必要。自分の成長のために動くのも休むのと同じくらい大切です。以下の記事もあわせてご覧くださいね。


現職でスキルを上げても評価されづらい
現職のスキルを上げても給与に大きく反映されず、評価されづらいのも日本の社会人が勉強に前向きになれない理由の一つです。
現職でスキルを磨いても、給与に大きく反映されないケースは珍しくありません。



私の会社も資格試験の試験費用の補助はあっても毎月の給料に反映されません…。
また、日本では転職によって年収が下がる人の割合が世界的に見ても高い水準にあります。
学んでも収入が上がらないかもしれないなどの不安が学習へのモチベーションを下げてしまい、勉強を後回しにしてしまい取り組まなくなってしまうかもしれません。
日本も共通!世界の人が勉強する3つの理由


世界の社会人が学び続けるのは、意識が高いからではありません。「勉強しないと通用しない環境」にいるからです。
世界で起きている変化は、すでに日本にも波及しています。
ここでは、世界の人が勉強を続ける3つの理由を、日本との共通点を交えながら解説します。
- 転職が主流で会社に依存できないから
- 年齢より専門性で評価されるから
- AIの普及が進んでいるから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
転職が主流で会社に依存できないから
世界で社会人が学び続ける最大の理由は、会社に依存できないからです。
欧米やアジアの多くの国では、以前から転職がキャリア形成の前提になっています。
日本の新卒採用に多い「総合職」のように会社が長期的に育てる文化よりも、「何ができるか」を基準に採用するスキル重視の「ジョブ型雇用」がスタンダードです。
そのため、
・他社でも通用するスキルを身につける
・市場価値を高め続ける
・履歴書に書ける実績を積む
ことが欠かせません。
日本でも転職は当たり前になりつつあります。終身雇用が揺らぐ今、「会社に守られる前提」は崩れ始めています。



世界の動きは、決して他人事ではないんですね。
年齢より専門性で評価されるから
世界では、年齢よりも専門性が重視される傾向があります。何歳かよりも、「何ができるか」が評価基準です。
これもジョブ型雇用が中心であることが影響しています。スキルに見合わなければ解雇も可能な社会では、常に能力のアップデートが求められます。
- 昇進は年功序列ではない
- 年齢が上がっても学び直しは必要
- 専門性がなければポジションを維持できない
この環境では、「昔の実績」だけでは不十分です。
今の市場で価値があるスキルを持ち続けることが、安定につながります。
AIの普及が進んでいるから
AIの普及も、学び直しが必要とされる大きな理由です。業務の効率化が進み、これまで人が行っていた仕事が自動化されつつあるからです。
つまり、自分の仕事が将来も同じ形で存在するとは限らないということです。
変化に対応するために、実践的な学習を選ぶ人が増えています。
忙しい社会人が今すぐできる勉強習慣2選


勉強時間がないと感じている社会人でも、今日からできることはあります。
大切なのは完璧な計画を立てることではなく、行動のハードルを下げることです。
ここでは、忙しい社会人でも気軽に始めやすく、挫折しにくい方法や最初の第一歩を2つ紹介します。
- 聞く読書「オーディブル」
- 資格の資料請求
それぞれ詳しく見ていきましょう。
聞く読書(オーディブル)
忙しい社会人に最もおすすめなのはオーディブルを使った「聞く読書」です。
なぜなら、オーディブルならまとまった勉強時間を確保しなくても続けられるからです。



多くの人が勉強に挫折する理由は、「机に向かう時間が取れない」ことにあります。
必要なのは、もっとがんばることではなく無理なく続く学び方に変えることです。
しかしオーディブルなら、以下のようなスキマ時間をそのまま学習時間に変えられます。
- 通勤時間
- 家事の時間
- ウォーキング中
- 寝る前のリラックスタイム
さらに、オーディブルはプロのナレーターが読んでくれるため、活字が苦手な人でも取り組みやすいのが特徴です。
勉強しようと構えなくても、生活の延長線上で学べるため、習慣化しやすいのです。
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資格の資料請求
勉強で何度も挫折してきた人にこそ、まず「資料請求」だけをおすすめします。
理由は、いきなり勉強を始めなくても、行動スイッチを入れられるからです。
「今日から毎日1時間勉強しよう」と決意しても、多くの場合は続きません。しかし、資料請求なら数分で完了します。
- どんな内容を学ぶのか
- どのくらいの期間が必要か
- 費用はいくらかかるのか
具体的に知るだけでも、「なんとなく不安」だった気持ちが整理されます。



デジタルパンフレットならすぐにどんな講座があるか情報収集できますよ。
人は一度行動すると、次の行動を起こしやすくなるからです。
いきなり完璧を目指す必要はありません。まずは資料請求という小さな一歩から、学び直しを始めてみてはいかがでしょうか。
ヒューマンアカデミーは講座数が豊富で、未経験からでもキャリアにつながる学びを選べる総合スクールです。
ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
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まとめ|世界と比べて焦るより今日5分から始めよう
今回は世界の社会人の読書における勉強時間のランキングを紹介しました。
1位:ベトナム
2位:フィリピン
3位:インドネシア
最下位:日本
日本の社会人の平均勉強時間はわずか13分。世界と比べても短く、学びに対して消極的な傾向が見えてきました。
一方で、海外では転職が当たり前になり、AIの普及も進む中、語学やデジタルスキルなど「市場価値を高める学び」に積極的です。この差は将来の選択肢や収入、キャリアの安定にも影響していくでしょう。
とはいえ、今から焦って1日2時間勉強する必要はありません。大切なのは、小さく始めることです。
忙しい社会人が今すぐできる一歩は、以下の2つです。
- 聞く読書「オーディブル」
- 資格の資料請求
時間は限られていても、学ぶ意志と行動があれば、人生は確実に変わります。
あなたも今日から、未来につながる「学び直し」を始めてみましょう。
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