
iPadを使ってもっと効率的に勉強したいな。でもどの機種が良いのかな?
社会人になると勉強時間の確保が難しく、通勤中やスキマ時間をうまく活用したい方も多いはずです。
しかし、いざiPadを買おうとしても「どの機種を選べば良いのか分からない」「Airやmini、Proの違いがよく分からない」と迷ってしまう人がほとんどです。



私も「本当に勉強に使えるの?」と半信半疑のままiPad Airを購入しましたが、今では3年間愛用し、簿記・FPなど4つの資格に合格できました。
今では、iPadは“社会人の学び直しの最高の相棒”だと確信しています。
この記事では、そんな私の経験をもとに、社会人の勉強におすすめのiPad3機種(Air・mini・無印)を分かりやすく紹介します。
さらに、学習効率を上げるためのおすすめアクセサリや入れておきたいアプリもまとめています。
この記事を読めば、
- 自分に最適なiPadがどれかがわかる
- 勉強を始めるうえで必要なアクセサリ・アプリ
を一通り把握できるようになります。
自分に合った満足のいくiPadを選んで、今日からあなたの学び直しライフをスタートさせましょう。
【目的別】社会人の勉強におすすめのiPad機種


はじめに、社会人の勉強におすすめのiPadの機種を3つ紹介します。
3つのおすすめの機種は、下記のとおりです。
- 持ち運び✕見やすさを両立:iPad Air
- サイズ重視:iPad mini
- コスパ重視:無印iPad
私の持論ではありますが、iPad Proは勉強にはややスペックが高すぎると感じる理由や迷った場合のおすすめ機種についても紹介します。
持ち運び✕見やすさを両立:iPad Air
社会人が勉強に使うなら、「iPad Air」が最もバランスの取れた選択です。



私は画面が大きく、軽く持ち運びやすいiPad Airを愛用しています。
なぜなら、軽量で持ち運びやすいのに、画面サイズが十分あり、作業効率を落とさずに使えるからです。
たとえば、カフェや通勤中でも気軽に持ち歩ける軽さでありながら、10.9インチの大画面でノートアプリや参考書アプリを快適に閲覧できます。



2画面表示(Split View)や本を見開きで開いても画面が大きく見やすいです!
Apple Pencilにも対応しているため、紙のノート感覚でメモを取ることも可能です。
持ち運びと作業のしやすさを両立したい社会人には、iPad Airが最適の1台になるでしょう。
サイズ重視:iPad mini
持ち運びを重視するなら、間違いなく「iPad mini」がおすすめです。
iPad miniは8.3インチというコンパクトなサイズで、軽量(約300g)なため、バッグにすっぽり収まり、通勤や外出先での利用にもストレスがありません。片手で持てるサイズ感は、スキマ時間の勉強に最適です。
たとえば、毎朝の通勤電車でKindleで読書をしたり、オンライン講座を受講するなど、ちょっとした時間が勉強時間に早変わり。
カフェで広げても場所を取らず、サッと取り出してすぐに学習に取りかかれるのも魅力です。
移動が多い社会人や、できるだけ手軽に勉強を続けたい方には、iPad miniが最適な選択肢です。
コスパ重視:無印iPad
コスパを重視するなら、無印iPadが最も経済的です。
無印iPadは価格がiPadの中でリーズナブルでありながら、勉強や資料作成、オンライン講座の受講など、社会人の学習用途には十分なスペックが備わっています。
たとえば、英語学習アプリや資格試験対策用の電子ノートアプリを使ったり、YouTubeで講義動画を視聴する際も、サクサク動作してストレスがありません。
高額な上位モデルを無理して購入するより、まずは無印iPadで学びを習慣化する方が、結果的にコスパが高いと感じるはずです。
「まずはiPadを使ってみたい」「無理なく勉強を始めたい」という社会人には、無印iPadがぴったりです!
勉強においてProはオーバースペック
社会人の勉強用途で選ぶなら、iPad Proは少々スペックが高すぎます。
その理由は、Proシリーズは動画編集やイラスト制作といったクリエイティブ作業向けに設計されており、勉強用途ではその性能を持て余してしまうためです。
たとえば、ノートアプリや電子書籍、ブラウザ学習などを中心に使う場合、Proの高性能チップや高い処理速度を活かせる場面はほとんどありません。
そのため、勉強を目的にするなら、より軽くて価格も手ごろなiPad Airの方が現実的で、満足度も高い機種だといえるでしょう。
迷ったら:iPad Air
上記を踏まえてそれでもどれを選べば良いか分からない!という方にはiPad Airがおすすめです。
画面の大きさ・持ち運びやすさ・スペックを踏まえて総合的に使いやすいからです。
「そもそもiPadが自分に必要か?」と悩む段階の方でも、Airなら幅広い使い方に対応できる万能な1台です。
そもそもiPadが自分に必要かどうかで悩んでいるという方には下記の記事も参考にiPadの購入を検討してみてくださいね。


iPadおすすめアクセサリ4選


iPadを使って勉強を始めると、「もう少し快適に使いたい」「紙ノートのように書けたらいいのに」と感じる瞬間があります。
そんなときに役立つのが、学習効率を上げてくれるiPadアクセサリです。
ここではiPadおすすめアクセサリを4つ紹介します。
- タブレット用のペン
- ペーパーライクフィルム
- 保護カバー
- キーボード
詳しく紹介しますので、必要だと思うものはiPadといっしょに買うようにしましょう。
タブレット用のペン
勉強目的でiPadを使うなら、Apple Pencilなどのタブレット用ペンは必須級のアイテムです。
なぜなら、資料に直接メモを書き込んだり、ノートアプリで手書きで整理したりといった作業が、指での操作より圧倒的に効率的になるからです。
たとえば、GoodNotesなどのノートアプリを使えば、まるで紙に書くような感覚でノートを作成できます。図やマインドマップ、要点の下線引きなど、ペンだからこそ直感的にできる学習スタイルが可能です。
手書き入力の快適さを一度体験すると、もうペンなしでは戻れません。
「書く」ことを中心に学ぶ社会人にとって、Apple PencilはiPad学習の最強のパートナーです。



書く作業はアウトプットにも最適です!
Apple Pencilは少し値段が高いな…という方には代わりになるペンも下記の記事で紹介しています。


ペーパーライクフィルム
iPadでノートを書く人にとって、ペーパーライクフィルムは学習体験を変える重要アイテムです。
理由は、通常のガラスフィルムだとツルツル滑って書きにくく、文字が安定しづらいからです。
ペーパーライクフィルムを貼ると、まるで紙に鉛筆で書いているような書き心地が得られ、ペン先の動きをしっかりコントロールできます。



画面に文字を書くと自分の字よりも格段に汚くなって読みづらかったのですが、ペーパーライクフィルムで解消できました!
とくに、資格勉強や手書きメモを多く取る社会人には最適です。
一方で、ペンで書くよりも読む機会が多い人には、反射が少なく映り込みを防ぐ「アンチグレアタイプ」もおすすめです。
用途に合わせて選べば、快適さと集中力の両方を高められるフィルムになります。
カバー
iPadを持ち歩く社会人にとって、保護カバーは欠かせないアクセサリです。
外出先での使用やカバンへの出し入れの際に、本体への傷や落下のリスクを大幅に減らせるからです。
また、カバーによってはスタンド機能が付いており、動画講義や資料閲覧のときに立てかけて使えます。
角度を調整できるタイプなら、ノートを取るときもタイピングするときも姿勢がラクになります。
「保護」と「利便性」を両立できるため、長くiPadを使い続けたい社会人ほど、カバーは早めに導入すべきアイテムです。
キーボード
勉強だけでなく、iPadを“仕事ツール”としても活用したい社会人にはキーボードがおすすめです。文章入力のスピードと効率が大幅に向上するからです。
ノートアプリでメモを取るとき、長文や整理したまとめを作る場面では、やはりキーボードがあると圧倒的に快適です。
タイピング感覚でスラスラ入力できるため、思考の流れを止めずに学習を進められます。
ただし、最初から購入する必要はありません。



パソコンがある人は最初から購入する必要はないですよ。
しばらく使ってみて「文字入力が多いな」と感じたら、後から導入すれば十分です。
勉強も仕事もiPadで完結させたい人にとって、キーボードは生産性を底上げしてくれるアイテムです。
社会人がiPadで勉強する4つのメリット


書き込みができる
iPadを使えば、ノートのように自由に直接画面内に書き込みができるため、勉強効率が格段に上がります。



書き込みができるのはiPadの最大の醍醐味だと思います!
Apple Pencilを使うことで、紙のノートにメモを取る感覚で画面に直接書き込むことができ、自分の手で書くことで記憶にも定着しやすくなります。
また、書き直しや加筆も簡単にできるため、常に最適な状態でノートを保てるのも大きなメリットでしょう。
例えば、英単語を覚えるためにiPad上で手書き練習をしたり、参考書のPDFに直接マーカーやメモを追加することも可能。紙とは違い、何度でもきれいに修正できるため、ミスを恐れずどんどん書き込むことができます。
「書いて覚える」スタイルの人にとって、iPadは最強の勉強ツールといえるでしょう。
資料管理がデジタルで完結
iPadがあれば、手書きメモも学習資料もすべてデジタル上で完結できるため、学習効率が大幅に向上します。
紙のノートやプリントを持ち歩く必要がなくなり、すべての学習データをiPad一台にまとめられるから。
必要な資料をすぐに呼び出せるため、移動中やスキマ時間にも効率よく勉強が進められます。
例えば、GoodNotesやNotabilityなどのノートアプリを使えば、手書きノートとPDF資料を一括管理でき、さらに検索機能を使って手書きメモからも素早く情報を探し出すことが可能です。
手書きと資料管理を一元化できるiPadは、社会人の忙しい学びをしっかり支えてくれます。
さまざまな勉強スタイルに対応
iPadは、あらゆる学習スタイルに対応できる万能な勉強ツールです。
電子書籍、動画講座、ライブ配信授業、手書きノート作成など、さまざまな学び方に柔軟に対応できるため、個々のライフスタイルに合わせた学習が可能に。
iPadを活用した勉強は、電子書籍、動画講座、ライブ配信授業、手書きノート作成など
Wi-Fi環境さえあれば、場所を選ばず勉強を進められる点も大きな魅力です。
例えば、スタディサプリやUdemyで講義動画を視聴しながら、別アプリでノートを取るといった使い方ができます。
また、オンライン英会話やZoomセミナーも、iPadひとつで受講からメモ取りまで完結できるので、時間を無駄にせず学べます。
自分に合った学習スタイルを実現できるiPadは、社会人の自己成長を強力に後押ししてくれます。
2画面(Split View)が使える
iPadの「Split View」機能を活用すれば、同時に2つのアプリを表示して勉強を進めることができ、学習効率が飛躍的に高まります。
Split View(スプリットビュー)とは、主にiPadで利用できるマルチタスク機能の一つ。画面を2つに分割し、2つのアプリやウィンドウを同時に並べて表示・操作できる機能です。
参考資料を見ながらノートを取ったり、動画講義を視聴しながら問題演習を解くなど、学習中の「画面切り替えの手間」を省くことができるため、集中力を切らさずに作業を続けられます。
例えば、左側に電子教科書のPDFを表示し、右側にノートアプリを開いて重要ポイントをまとめる、といった使い方が可能。
また、ブラウザでリサーチしながらメモアプリでまとめるといった作業も、画面を切り替えずにスムーズに進められます。
Split Viewを活用すれば、効率的かつストレスフリーに勉強を進められるでしょう。
iPadの使い方を知りたい、もっと使いこなしたい人は下記の本もおすすめです。iPadの可能性が無限に広がりますよ。
社会人におすすめのiPad勉強アプリ5選


iPadを使った勉強は、効率よくスキルアップできる最強の手段です。今回は、社会人に特におすすめしたい「iPadで使える勉強アプリ」を5つ厳選してご紹介します。
| アプリ名 | 特徴 | 料金(2025年4月現在) | 備考 |
|---|---|---|---|
| GoodNotes | 手書きノートの定番。PDFへの書き込みもOK。 | ・無料プラン ・有料:1,350円/年 ・有料:4,080円(買い切り) | 無料プランは3冊まで、アプリ購入はサブスク型と買い切りあり。手書きノートやPDF管理など。 |
| Notability | 音声録音しながらノート作成。会議録にも使える。 | ・無料プラン ・有料:日本円の目安:年額1,300円~1,480円程度 ※地域によって価格が異なる | アプリ購入で、音声録音機能とノート機能をフル活用可能。 |
| Kindle | 電子書籍リーダー。勉強本・ビジネス書が読み放題。 | ・無料、書籍ごとの購入 | 無料アプリで、購入した本は1冊数百円〜数千円。Prime会員なら本の読み放題も。 |
| YouTube | 無料で多様な学習コンテンツが視聴できる。 | ・無料プラン ・有料: 月額1,280円(税込) | 無料版でも視聴可能、Premium(有料)で広告なしやオフライン視聴機能が追加される。 |
| Duolingo | スキマ時間に語学学習。ゲーム感覚で楽しく学習できる。 | ・無料プラン ・Duolingo Plus:月額1,100円 | 無料版でも基本的な機能を利用可能、Plusで広告なし、進捗追跡などが充実。 |
手書きノートアプリから英語学習アプリまで、目的に合わせて活用すれば、毎日の学びがもっと楽しく、身近になります。
1. GoodNotes 6(グッドノーツ6)
GoodNotesは、手書きでノートを取るなら間違いない人気アプリです。まるで紙に書くような自然な書き心地で、講義メモや勉強ノートをどんどん作成できます。
ノートごとにフォルダ分けできたり、手書き文字を検索できたりする機能も非常に優秀。
社会人の勉強では、資格試験のまとめノートや、セミナーのメモ整理に大活躍します。紙のノートよりも管理が楽になり、スキマ時間で見返し学習もしやすくなります。
2. Notability(ノータビリティ)
社会人のスキルアップや資格勉強に役立つノートアプリを探しているなら、「Notability(ノータビリティ)」は見逃せません。
手書きメモはもちろん、音声録音機能が非常に優秀で、講義や会議の内容を録音しながらリアルタイムでメモを取ることができるからです。
録音とメモが連動しているため、あとから重要なポイントをすぐに振り返ることができ、復習に最適です。
さらに、資料への書き込みやPDF注釈、プレゼン資料の整理など、ビジネスシーンにも幅広く対応。直感的な操作性と豊富な機能で、忙しい社会人の「勉強」「記録」「整理」「共有」「復習」を1つのアプリで効率化できます。



勉強だけでなく、会議にも便利。使える幅が広がるのは魅力ですね。
iPadを使って勉強の質を高めたい方には、Notabilityは非常におすすめのノートアプリです。
3. Kindle(キンドル)
Kindleアプリは、iPadを電子書籍リーダーに変えてくれる強力なツールです。ビジネス書、英語学習本、専門書など、あらゆるジャンルの本をいつでもどこでも読むことができます。
特に社会人におすすめなのは、すき間時間にビジネススキルや知識をインプットできること。
マーカー機能やメモ機能を使えば、重要ポイントの整理も簡単です。大事な本を何冊も持ち歩かなくて済むので、通勤時間やカフェでの学習がぐっと効率的になります。



かさばらないので本当に便利。スクリーンショットで特定のページだけを持ち歩くこともできます。
4. YouTube(ユーチューブ)
勉強にYouTube?と思うかもしれませんが、今やYouTubeは最強の学びの場です。
英語学習、プログラミング講座、資格試験対策、ビジネススキルアップ講義など、無料とは思えないほど質の高い動画コンテンツが揃っています。



私は簿記とFPではYoutTubeの無料の講義を活用してコスパ良く勉強していました。無料では申し訳ないくらいハイクオリティです。
iPadなら大画面で見やすく、スプリットビュー機能を使えば、動画を見ながら同時にメモを取ることも可能。隙間時間にインプットを重ねたい社会人にぴったりの活用方法です。
5. Duolingo(デュオリンゴ)
語学学習を手軽に始めたいなら、Duolingoは外せません。ゲーム感覚で楽しく英語を学べるアプリで、毎日少しずつでも続けることで確実にスキルアップが期待できます。



知り合いの方は60代で英語の学び直しにDuolingoを活用。ペラペラになっていて驚きました。
社会人にとっては、TOEIC対策や海外出張・転職準備に向けた基礎英語力強化に最適。スキマ時間にアプリを開くだけで、無理なく語学学習を習慣化できる点が大きな魅力です。
よくある質問(FAQ)


Q. Wi-Fiモデルとセルラーモデルどちらを選べばいい?
基本はWi-Fiモデルで十分。



外出先でネットに接続する機会が多いなら、セルラーモデルも検討しましょう。
Q. 中古のiPadでも大丈夫?
勉強目的ならできれば新品または認定整備済品をおすすめします。最新OS対応かどうか確認しましょう。



使わなくなった場合もApple製品はフリマサイトで高値で売れるので、私は新品推しです!
まとめ:自分にぴったりのiPadで勉強を習慣化しよう
- iPadを選ぶポイントは「サイズ・性能・価格」
- おすすめモデルはiPad Air・iPad mini・iPad(無印)
- GoodNotesやKindleなどアプリ活用も重要!
社会人にとって、「学び続ける力」はこれからのキャリアを大きく左右します。
iPadは、勉強効率を大幅に高め、スキマ時間を最大限活用できる最強ツール。
ぜひ自分に合ったiPadを見つけて、今日から新しい学びをスタートしましょう!






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