近年、転職市場の拡大とともに、働きながらスキルアップを目指す社会人が増えています。
しかし、仕事が忙しく勉強時間を確保できないという悩みを持つ社会人が多いのが現状。
仕事の疲れも癒やしたいし、遊ぶ時間も大切にしたいですよね。
この記事では、時間がないと嘆く社会人でも効率的に学べる勉強時の確保・時間の見つけ方をを紹介します。
- 勉強時間を捻出するには
- 社会人が勉強時間を確保する5つの方法
- 勉強を習慣化するコツ3選
社貴人でも勉強時間を確保して習慣化し、目標達成やスキルアップを叶えていきましょう!
まずは「勉強時間の捻出」から考えよう

まずは「勉強時間を捻出」時間を作ることから始めましょう。
人間は時間は平等、1日は24時間しかありません。その限られた時間の中でいかに時間を作るかがカギとなります。
ここでは時間を捻出し、心地よく勉強できる時間を見つける方法を紹介します。
- 1日24時間の中で「使える時間」を洗い出す
- 自分が集中しやすい時間を見つける
1日24時間の中で「使える時間」を洗い出す
まずは自分の日々の予定から1日24時間の中で「使える時間」を洗い出してみましょう。
勉強時間はないと諦めるのではなく、作って確保するしかありません。
1日の予定を紙に書き出してみて、時間が取れそうなところで何分取れるか考えてみてください。
最初から30分〜1時間とまとまっていなくて大丈夫です。
小さな時間の積み重ねが30分や1時間になればOK。
1日◯時間は勉強しないと!と焦るのではなく、「使える時間」を洗い出し、小さな細かいスキマ時間を見つけてるようにしましょう。
自分が集中しやすい時間を見つける
自分が集中しやすい時間を見つけてみましょう。
私も社会人。最初は夜に勉強していましたが、一度だけ本当にがんばって起きて朝活をしてみました。
そうしたら朝の方が集中できることが分かり、朝活で勉強時間を確保するようにしました。
朝の3時間は脳のゴールデンタイムと言われていて、頭が冴えるのは事実です。
しかし、夜寝る前は記憶力が定着しやすいと言われています。
そのため、一概に朝がいい、夜がいい、と言うことはできません。
インプットは夜に、アウトプットは朝、と勉強内容に合わせて自分が集中しやすい時間を見つけるのもいいでしょう。

朝活にした他の理由として、残業で思っていた時間に帰れないときもあり、ストレスを感じたので朝活で勉強するようにしました。
忙しい社会人向け!勉強時間を確保する5つの方法

- スキマ時間の活用
- 朝活・夜活の習慣化
- 通勤時間を活用
- スケジュールやタスク管理をする
- 家事・運動中に学習
スキマ時間の活用
社会人が勉強時間を確保するには、スキマ時間を活用することが大切です。
学生時間はまとまった時間で勉強していた方が多かったでしょう。しかし、社会人は普段仕事をしているので、まとまった時間を取るのは至難の業。
現に、社会人で資格に取り組む方は5分の積み重ねやスキマ時間を活用して取り組む方が多いです。

私も限りなくハードルを低くして、1分でも勉強できたら優秀!と思って取り組み始めました。
ぜひ短い時間から積み上げてみてください。「今日も勉強できた!」と思えて自己肯定感を上げることが勉強を続ける第一歩。自然と時間を確保できるようになります。
朝活・夜活の習慣化
忙しい社会人にとっての勉強時間の多くは朝や夜の時間。朝活・夜活を習慣化するのを目標に頑張ってみましょう。
勉強始めはとくに、勉強の習慣がついていない上に、知らないことを学ぶので集中できません。たった10分だけでも苦痛に感じるはずです。
現に私も15分の講義動画が観きれず、集中できませんでした。
どうしても勉強できないという方は朝起きてすぐにテキストを開く、1ページだけ読む。1分だけ勉強する、でも大丈夫です。
意外と時間はすぐに過ぎてしまうものです。
朝活・夜活の習慣化ができれば、もうこっちのもの。週末だけ勉強よりも知識が定着していくため、効果的です。
通勤時間を活用(音声学習・読書)
通勤時間を活用することも社会人のスキマ時間のひとつ、勉強時間の確保に繋がります。
通勤中、なんとなく動画を眺めていたり、スマホアプリのゲームをしている時間も全部とは言いませんが、少し、勉強に回してみませんか?
しっかりインプット、アウトプットはできませんが、今日の朝勉強した◯◯の復習をする、など曖昧な部分の見直しにぴったりです。

私はTOEICの試験前は通勤中にリスニングパートを聞いていました。
テキストをPDF化してスマホでいつもで見れるようにするのもいいですよ。

私はiPhoneとiPadのGoodnotesを同期して、いつでもテキストを見られるようにしています!
このように、通勤時間はうろ覚えの箇所の確認や音声での学習に最適な勉強時間を確保できます。
スケジュールやタスク管理をする
スケジュールやタスク管理をするのも勉強時間の確保に必要なことです。
タスクを見える化することで、ここまで終わらせるのには早く勉強を始めないと!と思うようになり、自然と勉強を始めることも多くなるからです。

私は挫折しやすいので、明日やることをメモ帳にTO DOリストにして書いていました。
ポイントは自分が一番目に付く場所にタスクのメモを置いておくこと。私はご飯を食べるテーブル兼勉強机の端っこにタスクメモを置いていつでも見れるようにしていました。
家事・運動中に学習
忙しい社会人でも、日常の動作と勉強を組み合わせる「ながら勉強」で効率よく勉強時間を確保できます。
家事や運動などの時間を活用することで、学習の習慣化がしやすくなります。
一見、ながら勉強と聞くと複数同時進行するので、勉強する意味がないように感じるかも知れません。
しかし、体を動かしながらの学習は、記憶のフックが増えやすく、飽きにくいというメリットもあります。
たとえば、洗濯や掃除中にはVoicyなどの音声で学び、ストレッチ中に復習することで記憶に定着しやすくなります。
これを、身体性記憶といい、脳科学や教育心理学の研究でも裏付けられていると言われています。
ウォーキング中に英語を聴けば、座りっぱなしよりも刺激があり、集中力も持続しやすいでしょう。
このように、ながら勉強を活用すれば、日常生活の中に自然と学習を取り入れられ、効率よくスキルアップを目指せます。
勉強を習慣化するコツ3選

社会人が勉強を習慣化するには、モチベーションを維持することが何より大切です。
ここでは、社会人が勉強を習慣化するコツを3つ紹介します。
- 毎日のルーティンに組み込む
- アプリで学習の記録をつける
- 自分に小さなご褒美を作る
毎日のルーティンに組み込む
勉強を習慣化するには、まず毎日のルーティーンに組み込んでみましょう。
毎日のルーティーンに組み込めると自然に勉強が続けられるようになり、やらないといけない、というストレスがなくなっていくからです。
例えば、歯磨きやお風呂に入るように自然な行動の一部として定着すれば、挫折しにくくなります。

毎日やると不思議なことに、やらない日は逆に違和感を感じてしまうようになりますよ。
このルーティーンがストレスなく勉強の習慣化に繋がり、最終的には合格や目標スコア達成にたどり着く近道になるでしょう。
アプリで学習の記録をつける
アプリで学習の記録をつけることも勉強の習慣化に繋がります。
自分がいつ、どんな内容をどのくらい学習したかは続けていると日に日に忘れていくでしょう。
見える化することで、自分が勉強してきた努力を振り返ることができ、モチベーションアップや自信にも。
私の場合は「Studyplus」というアプリで記録しています。

カレンダーに勉強した日にチェックが入るので、チェックを入れるために勉強した日もあります。

アプリで学習の記録をつけ、見える化し、合格や目標達成までの軌跡を作っていきましょう。
自分に小さなご褒美を作る
自分に小さなご褒美を作ることも勉強の習慣化のきっかけになります。
受験生も苦手な科目を勉強するときやモチベーションが上がらないときにこの方法を使う人も多いようです。
例えばここまでテキストを読めたらおやつを食べる、ゲームを1時間してもいい、など自分にミッションを課してみてください。

私もやってみましたが、早くお菓子を食べたいので早く勉強を終わらせたい!と思い、勉強が捗りました。
毎回やると当たり前になってしまうので注意が必要。小さなご褒美の内容を変えるなど、変化をつけて取り組むようにしましょう。
まとめ:スキマ時間を活用して勉強時間を確保しよう
忙しい毎日を送る社会人でも、工夫次第で勉強時間はしっかり確保できます。
大切なのは、「時間がない」と諦めるのではなく、「どうすれば時間を作れるか」を前向きに考えること。
通勤時間やスキマ時間、朝や夜のちょっとした空き時間を上手に使えば、社会人でも無理なく学びを続けることができます。
最初から完璧を目指す必要はありません。まずはできることから始めて、少しずつ生活の中に勉強を取り入れていきましょう。
勉強が習慣になれば、いつの間にかスキルアップや目標達成は現実に変えることができるでしょう!
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