「replaceの使い方って、replace A to B でいいんだっけ?それとも with?」
英語学習中、こんな前置詞の迷いにぶつかったことはありませんか?
- 「replace A with B」と「replace A to B」、どっちが正しいか自信がない
- 日本語の「AをBに」につられて、つい to を使ってしまう
- TOEICの前置詞問題で replace が出てきて迷った経験がある
英語学習をしていると、なんとなく使えているけれど「正しい前置詞」に自信が持てない動詞ってありますよね。replace もそのひとつです。
私は英語学習ブログを1年以上運営しながら、自分自身もTOEIC対策で頻出表現と向き合ってきました。
その中で、社会人学習者がつまずきやすいポイントが見えてきたので、replaceの使い方を整理してお伝えします。
この記事では、replace A with B の意味と使い方、to がNGな理由、日常で使える例文、似た表現との違い、TOEICでの出題パターンまでをまとめて解説します。
結論から言うと、「replace A with B(AをBに置き換える)」が正解。to を使った形は文法的に誤りです。
読み終わるころには、replace の前置詞で迷うことがなくなり、TOEICの前置詞問題にも自信を持って答えられるようになります。「replace = with」をセットで覚えて、ビジネス英語でも自然に使いこなせる状態を目指しましょう。

replace A with B は「AをBに置き換える」が正解

replace A with B は「AをBに置き換える・交換する」という意味で、英語ではこれが正しい形です。日本語の「AをBに」につられて to を使うミスが多いですが、replace は必ず with とセットで使います。
このセクションでは、以下の2点を順番に解説します。
- A は「取り除かれる側」、B は「新しく入る側」
- 「replace A to B」が誤りである理由
A は「取り除かれる側」、B は「新しく入る側」
replace を使うときに意識したいのは、A と B のどちらが「消える側」でどちらが「新しく入る側」かということです。
英語の replace A の A は、必ず「古い方・消える方」を指します。
例:I replaced the old battery with a new one.
(古い電池を新しいのに交換した)
この文では、「古い電池(the old battery)」が A、「新しい電池(a new one)」が B です。古い電池が取り除かれて、その場所に新しい電池が入る、というイメージですね。
ここで注意したいのは、日本語の「Aを」と英語の replace A の A は、必ずしも同じものを指していないということ。
日本語では「古いのをBに替える」とも「新しいのに替える」とも言えますが、英語の replace A は必ず「消える側」がAです。この感覚を最初に押さえておくと、迷いがなくなります。
「replace A to B」が誤りである理由
「replace A to B」が文法的に間違いなのは、前置詞 to と with の核イメージが違うからです。
それぞれの前置詞のイメージを整理してみましょう。
- to の核イメージ:方向・到達点(A が B へ向かう・変化する)
- with の核イメージ:同伴・交換相手(A と B が入れ替わる)
replace は「交換」の動詞です。「Aを取り除いて、その場所にBを置く」という発想なので、交換相手を示す with がぴったり合います。
一方で to を使うと、「A自体がBに変化する」というニュアンスになってしまい、replaceの「交換」の意味と噛み合いません。
ちなみに、日本人がこのミスをしがちなのは、日本語の「AをBに」の「に」が to のイメージと直結しているからです。
日本語と英語の発想のズレが、このミスの根本原因なんですね。だからこそ、「replace = with」とセットで丸ごと覚えてしまうのが最短ルートです。
replace A with B の日常で使える例文5選

ここでは、日常会話やビジネスシーンでそのまま使える replace A with B の例文を5つ紹介します。シンプルな構文なので、まずは口に出して覚えてしまうのがおすすめです。
紹介する5つのシーンは以下のとおりです。
- リモコンの電池交換で使える例文
- カフェでの注文で使える例文
- スマホの買い替えで使える例文
- 写真や資料の差し替えで使える例文
- 健康習慣の言い換えで使える例文
リモコンの電池交換で使える例文
I need to replace the batteries in the remote with new ones.
(リモコンの電池、新しいのに替えなきゃ。)
家の中でよく出てくるシーンですね。電池に限らず、「古い〇〇を新しい〇〇に交換する」という場面でそのまま応用できます。
カフェでの注文で使える例文
Can you replace the milk with oat milk in my coffee?
(コーヒーのミルク、オーツミルクに替えてもらえる?)
海外のカフェやアレルギー対応をお願いするときに便利な表現です。アレルゲン回避や好みの調整など、覚えておくと旅行先でも役立ちます。
スマホの買い替えで使える例文
I replaced my old phone with the latest model.
(古いスマホを最新モデルに買い替えた。)
雑談で「最近スマホ替えたんだ」と話すときの定番表現です。phoneを laptop や headphones に変えれば、いろんなガジェットの話に応用できます。
写真や資料の差し替えで使える例文
Let’s replace this photo with a brighter one.
(この写真、もっと明るいやつに差し替えよう。)
プレゼン資料の修正や、SNSの投稿画像を選ぶ場面で使えます。仕事のミーティングで「ここの図を差し替えませんか」と提案するときにも便利ですね。
健康習慣の言い換えで使える例文
I’m trying to replace soda with sparkling water.
(炭酸ジュースを炭酸水に置き換えるようにしてる。)
健康習慣の話題で頻出のパターンです。replace A with B は「悪い習慣を良い習慣に置き換える」文脈で使いやすく、ダイエットや習慣作りの会話で応用が効きます。
ここまで5つの例文を見てきましたが、「読んで理解できても、いざ口に出すと出てこない」というのが英語学習者の共通の悩みです。
記事の後半では、こうした表現を実際に試せる方法と、英語学習で迷ったときに日本語で相談できる環境についても紹介します。
replace A with B と似た表現の使い分け

replace と似た意味を持つ動詞でも、前置詞や使い方が変わります。ここでは混同しやすい3つの表現との違いを整理します。
押さえておきたい使い分けは以下の3つです。
- Achange A to B との違い
- switch A to B との違い
- replace A by B との違い
change A to B との違い
change と replace の違いは、「変化」か「交換」かで考えると分かりやすいです。
- change:A自体が B へ変化する
- replace:A を取り除いて B を置く(別物に入れ替える)
具体例で比べてみましょう。
Change the password to something stronger.
(パスワード自体を、もっと強いものに変える)Replace the password with something stronger.
(古いパスワードを捨てて、新しい強いパスワードを設定する)
ニュアンスはほぼ同じですが、change は「同じものが姿を変える」、replace は「別物に入れ替える」という発想の違いがあります。この発想の差が前置詞の差につながっているわけです。
switch A to B との違い
switch は「スイッチを切り替える」イメージで、A から B へ切り替えるという意味になります。
I switched from coffee to tea.
(コーヒーから紅茶に切り替えた)
「乗り換える・切り替える」ニュアンスが強く、習慣・契約・サービスを別のものに変えるときによく使われます。replace のような「物理的な交換」というよりは、「選択肢を切り替える」という感覚です。
replace A by B との違い
実は replace は by とも組み合わせて使えます。ただし、受動態でやや形式的な場面に多いのが特徴です。
The old system was replaced by a new one.
(古いシステムは新しいものに置き換えられた)
日常会話やビジネスメールでは with の方が圧倒的に自然なので、迷ったら with を使えば間違いありません。by は「公式文書」「報告書」「ニュース記事」など、フォーマルな文脈で見かける形と覚えておきましょう。
replace A with B が問われるTOEIC頻出パターン

replace A with B は、TOEICのPart 5(文法)からPart 7(読解)まで幅広く登場する超頻出表現です。ここでは、本番で出題されやすい3つのパターンを押さえておきましょう。
具体的には以下の3パターンを解説します。
- Part 3・4のオフィス会話や人事アナウンスで登場
- Part 5の前置詞選択問題で狙われる
- Part 7のメール・通知文での受動態パターン
Part 3・4のオフィス会話や人事アナウンスで登場
リスニングセクションでは、機器の交換、後任の発表、システム更新など、ビジネスシーンの定番トピックで replace が頻出します。
Ms. Tanaka will replace Mr. Smith as the head of the marketing department.
(田中さんがスミスさんに代わってマーケティング部長に就任します)
ここで覚えておきたいのは、人の後任を表すときは「replace 人 as 役職」の形を使うこと。Part 4の人事アナウンスでよく出るパターンなので、聞き取れるようにしておきましょう。
Part 5の前置詞選択問題で狙われる
Part 5の空所補充問題では、to を選ばせる引っ掛けが定番です。
日本語訳の「〜に交換する」という表現に引っ張られて、つい (A) to を選んでしまう人を狙った問題です。「replace = with」をセットで暗記しておけば、こうした問題で確実に1問取れます。
例題:The manager decided to replace the old equipment ___ a newer model.
(部長は古い機器を新しいモデルに交換することを決めた)選択肢:(A) to (B) with (C) for (D) by
正解:(B) with
Part 7のメール・通知文での受動態パターン
長文読解では、受動態の「be replaced with」が頻出します。
All defective items will be replaced with new ones free of charge.
(不良品はすべて無料で新品と交換いたします)The old policy was replaced with a new one last month.
(古い規定は先月、新しいものに置き換えられました)
不良品交換のお知らせや、社内規定の変更通知など、ビジネス文書の定番パターンです。能動態だけでなく受動態の形でも使えるようにしておくと、Part 7の正答率が上がります。
ここまでTOEICでの出題パターンを見てきましたが、TOEICで覚えた表現って、点数が上がっても話す場面では意外と出てこないんですよね。
私自身、英語表現を勉強する「知ってる」と「使える」の間には大きな差があると痛感しています。
このギャップを埋めるには、学んだ表現を実際に口に出して使う環境を作るのが一番です。とはいえ、TOEIC500〜700点層の多くが抱える本音はこうではないでしょうか。
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まとめ|replace A with B はセットで覚えるのが最短ルート
replace A with B は「AをBに置き換える」という意味で、to ではなく with を使うのが正解です。replace が「交換」の動詞であり、交換相手を示すには with が必要、という理屈で覚えておくと忘れません。
このパターンをマスターすれば、TOEICの前置詞問題で迷わなくなり、ビジネスメールや日常会話でも自然に使えるようになります。
英語表現を本当に自分のものにする一番の近道は、実際に口に出して使ってみることです。学んだ瞬間が一番記憶に残りやすいので、できれば今日のうちに1回使ってみるのがおすすめです。
紙に書く、誰かに話す、SNSで例文を投稿する、どんな形でもOK。アウトプットを習慣にすると、「知ってる表現」が「使える表現」に変わっていきます。
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